庵龍寺紹介
供養と加持祈祷の密教道場 庵龍寺
当寺院は、中国自動車道西宮北インター約2分
神戸電鉄三田線 田尾寺駅 約600mの静かな
田舎町に佇む真言密教の小寺ですが、護摩祈祷を始め、癌封じ・病気封じ・合格祈願・良縁祈願・・・
等、各種加持・祈祷。
ご先祖供養・水子供養・ペット供養・・・
等、供養と加持・祈祷を承っております。
一般の方々に真言密教を少しでも分かり易く知って頂ければと思い、密教道場として月例の各尊像の御縁日参りと法話会・写経会・ 阿字観体験会や、お経や真言を唱える素晴らしさや心地よさを知って頂けるよう皆様で お唱えする仏前勤行読経会も毎月お勤めしております。
その他、断食修行や月に数回の書道教室も開催しておりますので是非、お気軽にご遠慮なくご参加下さい。
詳細は、日程のご案内をご覧ください。
(写経会、阿字観、書道教室は一回500円~1000円の参加費用が掛かりますのでご承知下さい。)
祈願、供養、説法など、仏事に関してお気軽にご相談ください。
お堂
庵龍寺は、龍が住まう庵(いおり)と言う名の通り、寺院中央に阿加井(仏様にお供えする水を汲む井戸)があり、そこに龍神様を祀る小さな御寺です。本堂・大悲殿・御影堂・常行三昧堂・大黒天堂・龍の井戸など仏様をすぐ近くで感じて頂けます。
仏様のすぐ近くでお茶を楽しんでいただけるのも庵龍寺ならではです。
(庵龍寺 寺宝 昇竜の掛軸 本堂外陣)
本堂は、中央に御厨子があり御本尊は「大日如来・薬師如来・阿弥陀如来」の本尊三如来という大変珍しい形で安置しております。その御厨子の中央に安土桃山~江戸初期に作成されたと言われる「玉眼の弘法大師坐像」、向かって左に「一木造りの不動明王」、右に「高村光雲作 虚空蔵菩薩坐像」の六仏を安置。御厨子の左側には、約六尺の不動明王と矜羯羅童子・制多迦童子の不動三尊、右側に一木造りの弘法大師坐像を安置しており、中央護摩壇では定例の護摩行も行っております。
(通常、御厨子は月一度の御開扉以外の日は秘仏として閉っております。)
大悲殿は、本堂横の阿弥陀如来坐像を中心に勢至菩薩・聖観音・十一面観音・千手十一面観音・地蔵菩薩・文殊菩薩・十三仏を安置した供養と救済を願う御堂になっており、毎月15日・18日は月例のお勤めをおこなっております。
お彼岸やお盆の法要や施餓鬼供養、仏前勤行読経会などもこちらでおこなっております。
真言や般若心経など心地よい読経を自身でも学び唱えてみたい方は是非、仏前勤行読経会に御参加下さい。
庵龍寺御影堂は、薬師如来を本尊に弘法大師をお祀りしている密教の行法をおこなう御堂の為、特別な加持祈祷をお受けする方や阿字観などの行法を学ばれる方のみの入堂しか出来ません。
通常非公開になっており、年一度の一般開扉になります。
(一般開扉の日程は、年間行事をご確認ください。)
常行三昧堂は、大日如来を中心に不動明王・役行者・前鬼・後鬼・両界曼荼羅・阿字・・・などを安置し密教修行道場としてそれぞれに応じた行法をおこなう三昧堂です。
事前連絡を頂ければ一般の方も自由に瞑想して頂いても読経頂いても構いません。
素晴らしい仏を前に自身を観つめ自身を磨く場所としてお参りして頂ければと思います。
阿字観体験会や授戒、加行などもここでおこないます。
(私共が行法を修している期間は入堂出来ない場合がありますのでご承知ください。)
三神(三身)三徳大黒天堂は、今世で人の幸せとは 健全な心と体、寝食に困らない生活、則ち 健康と財、そしてそのすべての因が御縁により生じます。良い縁に恵まれる事は人が幸せを得る根本です。
この健康・財福・良縁の三徳を三神の大黒天が三身一体となり預けていただける福徳祈願の御利益の高い仏様です。
一つの御厨子に三つの扉があり1体ずつ鎮座されております。
中央の大黒天と向かって右の小さな大黒天は安土城~江戸初期、向かって左の大黒天は江戸中期に作られたと言われていて真っ黒なお姿をされています。
こちらは、春と秋、新年の年三回の御開扉になっております。
御前立として龍の宝船に乗った七福神と両横に撫ぜ大黒天・座ぜ恵比寿天をお祀りしております。
是非、福徳祈願の時は撫ぜ恵比寿・大黒の仏様を直接撫ぜて御利益を授かって頂ければと思います。
(通常秘仏の三神三徳大黒天の御開扉は年間行事をご確認下さい。)
護摩修法
護摩修法とは、身・口・意の三密を加持し
真言密教の曼荼羅すべての仏様に供養を施し
祈願成就の祈りを捧げる密教の修法です。
庵龍寺では、毎月の定例護摩や各行事法要に
おける護摩修法、個人様や企業様からご依頼
される祈願護摩などを行っております。
密教の秘法である護摩供を是非、観て体験して頂ければと思っております。
※定例護摩に御参加される場合、必ず事前に日時と一般参加の有無をご確認下さい。
体験護摩行や個人・企業様の祈願護摩などもお気軽にお尋ねください※
坪庭
庵龍寺の中門から入って頂くと正面に龍神の井戸があり、その直ぐ裏手に小さな坪庭があります。
白玉石で描かれた川を挟んで此岸と彼岸に創られており、情緒あふれる坪庭をゆっくりと眺めて頂くと、白玉石で描かれた川の対岸の切株の上に頭部が欠け苔にむせた石のお地蔵様が居られます。
このお地蔵様の頭部が欠けておられるのは御参りする者の身代りとなり救わんが為、欠けたと伝承されており、身代り地蔵尊として大変厚く信仰されております。特に首から上の病に御利益があるといわれています。
庵龍寺へお参りの際は是非、身代り地蔵尊も拝仏していただき、坪庭の脇の縁台でゆったりとお茶を楽しまれてはいかがでしょうか。